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全体目次/令和4年版 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)

15章2節 下地 変更か所/標準仕様書(建築工事編)令和4年版

公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版平成31年版からの変更か所
15章 左官工事-2節 下地

15.2.4 ラス系下地
(2) 施工一般
(ア) ラス系下地の種類は、通気構法(「公共建築木造工事標準仕様書」10.8.2[外壁通気構法下地])の場合は、二層下地又は単層下地とし、直張り工法の場合は、ラスモルタル下地又はラスシートモルタル下地とし、適用は特記による。ただし、外張断熱工法で断熱材の外側に胴縁を施工する形式の通気工法を行う場合は、特記による。
(イ) ラス下地板、下地用合板、面材等の下地の仕様は、「公共建築木造工事標準仕様書」10章8節[外壁回り]による。また、建築基準法に基づく耐力壁、防火構造、準耐火構造等の指定がある場合は、特記による。
矢印
(2) 施工一般
(ア) ラス系下地の種類は、通気構法(「公共建築木造工事標準仕様書」10.8.2[外壁通気構法下地])の場合は二層下地又は単層下地、直張り工法の場合はラスモルタル下地又はラスシートモルタル下地とし、適用は特記による。ただし、外張断熱工法で断熱材の外側に胴縁を施工する形式の通気構法を行う場合は、特記による。
(イ) ラス下地板、下地用合板、面材等の下地の仕様は、「公共建築木造工事標準仕様書」10章8節[外壁回り]による。
(ウ) ラス系下地は、建築基準法に基づく耐力壁、防火構造、準耐火構造等の指定がある場合は、国土交通大臣が定めた構造方法又は国土交通大臣の認定を受けたものとする。
15.2.4 ラス系下地
(3) 材料
(ア) ラス及び補強用平ラスは、日本建築学会材料規格JASS 15 M-101 (ラス系下地用鋼製金網の品質規準) に基づき、素材による区分、種類及び単位面積当たりの質量は、特記による。
特記がなければ、通気構法二層下地の場合は、2種波形ラス700、通気構法単層下地の場合は、2種防水紙付きリブラス800とする。
なお、補強用平ラスの素材による区分は、使用するラスと同種とする。
矢印
(3) 材料
(ア) ラス及び補強用平ラスはJIS A 5505(メタルラス)に基づき、材料記号、種類及び単位面積当たりの質量は特記による。
特記がなければ、材料記号はKとし、二層下地通気構法の場合は波形ラス(W700)、こぶラス(K800)又は力骨付きラス(BP700)とし、単層下地通気構法の場合はリブラスC(RC800)に裏打ち材と一体化したラスとする。
なお、補強用平ラス (F450 )の材料記号 は、使用するラスと同種とする。
15.2.4 ラス系下地
(3) 材料
(ウ) ドリリングタッピングねじはJIS B 1125 (ドリリングタッピングねじ) に基づき、厚さ0.4mm以上、直径24mm以上の座金付きとする。
(エ) ステープルはJIS A 5556 (工業用ステープル) に基づき、ラス留め用のステンレス製とし、形状及び寸法は、特記による。特記がなければ、リブラスの場合はL925TS、波形ラスの場合はL1019JSとする。
(オ) 防水紙は、「公共建築木造工事標準仕様書」11.4.2[材料](3)による改質アスファルトフェルトとする。
(カ) 透湿防水シートは、「公共建築木造工事標準仕様書」11.4.2[材料](1)による。
矢印
(3) 材料
(ウ) ステープルはJIS A 5556 (工業用ステープル) に基づき、ラス留め用のステンレス製とし、形状及び寸法は特記による。特記がなければ、リブラスC(RC800)の場合はL925TS以上、波形ラス(W700)の場合はL1019JS以上とする。
(エ) 防水紙は、「公共建築木造工事標準仕様書」11.4.2[材料](3)による改質アスファルトフェルトとする。
(オ) 透湿防水シートは、「公共建築木造工事標準仕様書」11.4.2[材料](1)による。
15.2.4 ラス系下地
(4) 施工
(ア) 通気構法二層下地の場合は、次による。
通気構法二層下地の通気用縦胴縁に、ラス下地板又は下地用合板(「公共建築木造工事標準仕様書」10.8.1[外壁下地材料](2)(ア)及び(イ))を施工し、防水紙及びラスを留め付ける場合は、次による。
防水紙の施工は、次による。
㋐ 防水紙は改質アスファルトフェルトとし、横張りとする。ただし、縦張りで、縦の継目の重なり部分を両面粘着テープで留め付け、ローラー等を用いて密着させる場合は、この限りでない。
矢印
(4) 施工
(ア) 二層下地通気構法の場合は、次による。
二層下地通気構法の通気用縦胴縁に、ラス下地板又は下地用合板(「公共建築木造工事標準仕様書」10.8.1[外壁下地材料](2)の(ア)及び(イ))を施工し、透湿防水シート、防水紙及びラスを留め付ける場合は、次による。
① 透湿防水シートの施工は、「公共建築木造工事標準仕様書」11.4.3[施工]による。
防水紙の施工は、次による。
㋐ 防水紙は、改質アスファルトフェルトとし、横張りとする。
15.2.4 ラス系下地
(4) 施工
(イ) 通気構法単層下地の場合は次による。
(a) 通気構法単層下地の通気用の縦胴縁に、防水紙及びリブラスを留め付ける。
なお、ラスを留め付ける通気胴縁は、見付け面を同じ高さとする。
(b) ラスの施工は、次による。
⑤ 換気口部の措置は、(4)(ア)㋔による。
矢印
(4) 施工
(イ) 単層下地通気構法の場合は、次による。
(a) 単層下地通気構法の通気用の縦胴縁に、裏打ち材と一体化したリブラスを留め付ける。
なお、ラスを留め付ける通気胴縁は、見付け面を同じ高さとする。
(b) ラスの施工は、次による。
⑤ 換気口部の措置は、(4)(ア)㋔による。
15.2.4 ラス系下地
(4) 施工
(ウ) 直張りラスモルタル下地の場合は次による。
ラス下地板又は下地用合板に、防水紙を留め付け、その上から通気層を設けないで、ラス、モルタル等を直接施工する。
防水紙の施工は、(4)(ア)による。
ラスの施工は、(4)(ア)による
矢印
(4) 施工
(ウ) 直張りラスモルタル下地の場合は 、次による。
ラス下地板又は下地用合板に防水紙を留め付け、その上から通気層を設けないで、ラス、モルタル等を直接施工する。
(a) 防水紙の施工は、(4)(ア)による。
(b) ラスの施工は、(4)(ア)による。
15.2.4 ラス系下地
(4) 施工
(エ) 直張り工法のラスシートモルタル下地の場合は次による。
(b) 防水紙の施工は、(4)(ア)による。
矢印
(4) 施工
(エ) 直張り工法のラスシートモルタル下地の場合は、次による。
(b) 防水紙の施工は、(4)(ア)による。

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このページは、国土交通省のウェブサイトで公開されている公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版をウェブページ化したものです。