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公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版の平成31年版からの変更か所
15章 左官工事－8節 せっこうプラスター塗り
15.8.2 材料
(2) 水は、15.3.2(2)による。
(3) 下地モルタル用の材料は、15.3.2による。
(2) 砂は、15.3.2(1)(ｱ)(c)による。
(3) 水は、15.3.2(2)による。
(4) 下地モルタル用の材料は、15.3.2による。
(5) 吸水調整材は、15.3.2(4)による。
(2) 水は、15.3.2(2)による。
(3) 下地モルタル用の材料は、15.3.2による。
(3) 水は、15.3.2(2)による。
(4) 下地モルタル用の材料は、15.3.2による。
(5) 吸水調整材は、15.3.2(4)による。
15.8.3 工程及び塗厚
表15.8.1 せっこうプラスター塗りの工程及び塗厚
表15.8.1 せっこうプラスター塗りの工程及び塗厚
(注) 下地がせっこうボードの場合、下塗り及び中塗りに用いるせっこうプラスターは、既調合プラスター (下塗り用) とする。
15.8.3 工程及び塗厚
(2) 上塗りは、既調合プラスター (上塗り用) 又はしっくい塗りとし、適用は、特記による。
なお、上塗りがしっくい塗りの場合、10節［しっくい塗り］による。
(3) 下地がせっこうボードの場合、下塗り及び中塗りに用いるせっこうプラスターは、既調合プラスター (下塗り用) とする。
(2)(3) ［なし］
(2) 上塗りは、既調合プラスター (上塗り用) 又はしっくい塗りとし、適用は、特記による。
なお、上塗りがしっくい塗りの場合、10節［しっくい塗り］による。
(3) 下地がせっこうボードの場合、下塗り及び中塗りに用いるせっこうプラスターは、既調合プラスター (下塗り用) とする。
15.8.5 工法
(1) 下地モルタル塗りは、次による。
(ｱ) コンクリート類の場合、調合がセメント１：砂２ (容積比) のモルタルを下地全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｲ) メタルラス類の場合、調合がセメント１：砂３ (容積比) のモルタルでラス付けに引き続いてラス面からモルタルを全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｳ) (ｱ)及び(ｲ)以外は、15.3.5 (1)(ｱ)(e)による。
(1) 下地モルタル塗りは、次による。
(ｱ) コンクリート類の場合、吸水調整材を吸水調整材の製造所の仕様により全面に塗り、調合がセメント１：砂３ (容積比) のモルタルを下地全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｲ) ラス類の場合、調合がセメント１：砂３ (容積比) のモルタルでラス付けに引き続いてラス面からモルタルを全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｳ) ラス付けは、14日以上放置して、ひび割れ等を十分発生させてから、次の塗付けを行う。
ただし、気象条件等により、モルタルの接着が確保できる場合には、放置期間を短縮することができる。
(1) 下地モルタル塗りは、次による。
(ｱ) コンクリート類の場合、調合がセメント１：砂２ (容積比) のモルタルを下地全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｲ) メタルラス類の場合、調合がセメント１：砂３ (容積比) のモルタルでラス付けに引き続いてラス面からモルタルを全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｳ) (ｱ)及び(ｲ)以外は、15.3.5 (1)(ｱ)(e)による。
(ｱ) コンクリート類の場合、吸水調整材を吸水調整材の製造所の仕様により全面に塗り、調合がセメント１：砂３ (容積比) のモルタルを下地全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｲ) ラス類の場合、調合がセメント１：砂３ (容積比) のモルタルでラス付けに引き続いてラス面からモルタルを全面に厚さ６mm塗り付ける。
(ｳ) ラス付けは、14日以上放置して、ひび割れ等を十分発生させてから、次の塗付けを行う。
ただし、気象条件等により、モルタルの接着が確保できる場合には、放置期間を短縮することができる。
15.8.5 工法
(2) せっこうプラスターは、水を加えてよく練る。下塗り及び中塗りには、加水後２時間以上、上塗りには、1.5時間以上経過したものを使用しない。
(2) せっこうプラスターは、水を加えてよく練る。下塗り及び中塗りは、加水した後、可使時間以内に施工する。
(2) せっこうプラスターは、水を加えてよく練る。下塗り及び中塗りには、加水後２時間以上、上塗りには、1.5時間以上経過したものを使用しない。
15.8.5 工法
(3) 下塗りは、次による。
(ｱ) コンクリート類及びラス類の場合は、下地モルタルが硬化して、ひび割れ等が発生し、乾燥した下地に吸水調整材を全面に塗布し、吸水調整材の乾燥後、こてでよく押さえ、すり付けて塗る。
なお、吸水調整材は、吸水調整材の製造所の仕様による。
(ｲ) せっこうラスボード及びせっこうボードの場合は、ボードにくい込むよう、こてですり付けて塗る。
(ｳ) (ｱ)及び(ｲ)のいずれの場合も、表面にほうきの類で荒らし目をつける。
(3) 下塗りは、次による。
(ｱ) コンクリート類及びラス類の場合は、下地モルタルが硬化して、ひび割れ等が発生し、乾燥した下地に吸水調整材を全面に塗布する。吸水調整材の乾燥後、こてでよく押さえ 、すり付けて塗り、表面にくし目をつける。
(ｲ) せっこうラスボード及びせっこうボードの場合は、ボードにくい込むよう、こてですり付けて塗り、表面にくし目をつける。
(ｳ) 開口部周辺、ボードの継目、その他ひび割れのおそれのある箇所には、しゅろ毛・パーム・繊維類などを下塗りの中へ塗り込むか、又は、下塗り面に散らして伏せ込む。
(3) 下塗りは、次による。
(ｱ) コンクリート類及びラス類の場合は、下地モルタルが硬化して、ひび割れ等が発生し、乾燥した下地に吸水調整材を全面に塗布し、吸水調整材の乾燥後、こてでよく押さえ、すり付けて塗る。
なお、吸水調整材は、吸水調整材の製造所の仕様による。
(ｲ) せっこうラスボード及びせっこうボードの場合は、ボードにくい込むよう、こてですり付けて塗る。
(ｳ) (ｱ)及び(ｲ)のいずれの場合も、表面にほうきの類で荒らし目をつける。
(ｱ) コンクリート類及びラス類の場合は、下地モルタルが硬化して、ひび割れ等が発生し、乾燥した下地に吸水調整材を全面に塗布する。吸水調整材の乾燥後、こてでよく押さえ 、すり付けて塗り、表面にくし目をつける。
(ｲ) せっこうラスボード及びせっこうボードの場合は、ボードにくい込むよう、こてですり付けて塗り、表面にくし目をつける。
(ｳ) 開口部周辺、ボードの継目、その他ひび割れのおそれのある箇所には、しゅろ毛・パーム・繊維類などを下塗りの中へ塗り込むか、又は、下塗り面に散らして伏せ込む。
15.8.5 工法
(4) 中塗りは、下塗りが硬化した後に行い、出隅、入隅、開口部回り及びその他の要所は、正確に、ちり回りは、正しく塗り付け、硬化の程度を見計らい木ごてで平たんにする。
(4) 中塗りは、下塗りの水引き具合を見計らい、出隅、入隅及びちり回りを正しく、定木づりを正確に行い、硬化の程度を見計らい木ごてで平たんにする。
(4) 中塗りは、下塗りが硬化した後に行い、出隅、入隅、開口部回り及びその他の要所は、正確に、ちり回りは、正しく塗り付け、硬化の程度を見計らい木ごてで平たんにする。
15.8.5 工法
(5) 上塗りは、中塗りの水引き具合を見計らい、吸水調整材を全面に塗布し、吸水調整材の乾燥後、仕上げごてで仕上げる。
なお、吸水調整材は、吸水調整材の製造所の仕様による。
(5) 上塗りは、次による。
(ｱ) 中塗りの乾燥後 、吸水調整材を全面に塗布する。
(ｲ) 吸水調整材の乾燥後、下付けと上付けの２工程とし、下付けは 金ごてを用いてこて圧をかけて十分に塗り付け、上付けは下付けの水引き具合を見て仕上げこてを用いてこてむらのないように平滑に仕上げる。
(5) 上塗りは、中塗りの水引き具合を見計らい、吸水調整材を全面に塗布し、吸水調整材の乾燥後、仕上げごてで仕上げる。
なお、吸水調整材は、吸水調整材の製造所の仕様による。
(ｱ) 中塗りの乾燥後 、吸水調整材を全面に塗布する。
(ｲ) 吸水調整材の乾燥後、下付けと上付けの２工程とし、下付けは 金ごてを用いてこて圧をかけて十分に塗り付け、上付けは下付けの水引き具合を見て仕上げこてを用いてこてむらのないように平滑に仕上げる。
15.8.6 養生
(1) 塗り作業中は、可能な限り通風をなくす、施工後もせっこうが硬化するまでは、著しい通風を避ける、その後は適当な通風を与えて塗り面の乾燥を図る。
(2) 塗付場所の気温が低い場合は、施工を行わない。ただし、やむを得ず施工を行う場合は、適切な採暖をする。また、上塗り後は、採暖による汚れを生じないよう注意する。
なお、室内を締め切らず、加湿及び通風を与え、壁面の硬化を図る。
(1) 塗り作業中は、可能な限り通風をなくす。施工後は、せっこうが硬化するまでは通風を避け、その後は適当な通風を与えて塗り面の乾燥を図る。
(2) 塗付場所の気温が低い場合は、施工を行わない。ただし、やむを得ず施工を行う場合は、適切な採暖をする。
(1) 塗り作業中は、可能な限り通風をなくす、施工後もせっこうが硬化するまでは、著しい通風を避ける、その後は適当な通風を与えて塗り面の乾燥を図る。
(2) 塗付場所の気温が低い場合は、施工を行わない。ただし、やむを得ず施工を行う場合は、適切な採暖をする。また、上塗り後は、採暖による汚れを生じないよう注意する。
なお、室内を締め切らず、加湿及び通風を与え、壁面の硬化を図る。
(2) 塗付場所の気温が低い場合は、施工を行わない。ただし、やむを得ず施工を行う場合は、適切な採暖をする。
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