4節 鋼杭地業／4章 地業工事／令和4年版 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)

1. 4.4.1 一般事項
2. 4.4.2 鋼杭地業における施工管理技術者
3. 4.4.3 材料
4. 4.4.4 工法
5. 4.4.5 継手
6. 4.4.6 杭頭の処理等
7. 4.4.7 施工記録

4.4.1 一般事項

この節は、特定埋込杭工法による鋼杭地業に適用する。

4.4.2 鋼杭地業における施工管理技術者

1. (1) 鋼杭地業においては、施工管理技術者を配置する。
2. (2) (1)以外は、1.3.2［施工管理技術者］による。

4.4.3 材料

1. (1) 鋼杭の材料は、特記による。
2. (2) 溶接材料は、7.2.5［溶接材料］による。

4.4.4 工法

工法は、4.3.5による。

4.4.5 継手

1. (1) 杭の継手の工法は、アーク溶接又は機械式継手とし、適用は特記による。
2. (2) 継手の施工に当たり、上下杭の軸線を同一線上に合わせる。
3. (3) 杭の継手の工法を溶接とする場合は、次による。
   1. (ｱ) 杭の継手の溶接方法は、半自動又は自動アーク溶接とする。
      ただし、これにより難い場合は、監督職員と協議する。
   2. (ｲ) 継手の溶接作業は、4.3.7(2)の(ｱ)から(ｳ)までの技能資格者が行う。
   3. (ｳ) 溶接施工は、4.3.6(3)による。
   4. (ｴ) 溶接部の確認方法は、4.3.6(4)による。
4. (4) 溶接後は、溶接部を急冷しないように、適切な時間をおいて杭の建込み等の施工を再開する。
5. (5) 機械式継手は、工法ごとに定められた条件による。

4.4.6 杭頭の処理等

杭頭の処理等は、4.3.8による。

4.4.7 施工記録

施工記録は、工法ごとに定められた条件以外は 4.3.9による。