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全体目次/令和4年版 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)

10節 自閉式上吊り引戸装置/16章 建具工事/令和4年版 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)

  1. 16.10.1 一般事項
  2. 16.10.2 材料
  3. 16.10.3 性能等
  4. 16.10.4 工法

16.10.1 一般事項

この節は、標準的な戸に用いる手動開き式の自閉式上吊り引戸装置に適用する。

16.10.2 材料

  1. (1) 屋外用自閉式上吊り引戸装置の主要構成材料は、16.6.3(1)のステンレス鋼板、アルミニウム製等の防錆性能を有するものとする。
  2. (2) (1)以外の装置の構成材料は、自閉式上吊り引戸装置の製造所の仕様による。

16.10.3 性能等

  1. (1) 自閉式上吊り引戸装置の試験方法は、JIS A 1518 (ドアセットの砂袋による耐衝撃性試験方法) 、JIS A 1519 (建具の開閉力試験方法) 及びJIS A 5545 (サッシ用金物) による。
    また、開閉繰返し試験は、自閉及び制御装置の動作を、閉端位置から開端位置まで確実に行える装置で行う。
  2. (2) 自閉式上吊り引戸装置の性能は、特記による。
    特記がなければ、表16.10.1により、適用する戸の質量に応じたものとする。
    表16.10.1 自閉式上吊り引戸装置の性能等
    表16.10.1 自閉式上吊り引戸装置の性能等
    (注) 総質量は、レール1本に掛かる値とする。

  3. (3) (2)以外の性能は、自閉式上吊り引戸装置の製造所の仕様による。

16.10.4 工法

  1. (1) 引戸装置は、戸の質量に耐えるよう建具枠等に堅固に取り付ける。
  2. (2) (1)以外の工法は、自閉式上吊り引戸装置の製造所の仕様による。

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このページは、国土交通省のウェブサイトで公開されている公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版をウェブページ化したものです。