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12節 軽量シャッター/16章 建具工事/令和4年版 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)

  1. 16.12.1 一般事項
  2. 16.12.2 形式及び機構
  3. 16.12.3 材料
  4. 16.12.4 形状及び仕上げ
  5. 16.12.5 工法

16.12.1 一般事項

  1. (1) この節は、建築物に使用する軽量シャッターに適用する。
  2. (2) この節に規定する事項以外は、JIS A 4704 (軽量シャッター構成部材) 及び軽量シャッターの製造所の仕様による。

16.12.2 形式及び機構

  1. (1) 開閉方式
    1. (ア) 開閉方式は表16.12.1 により、種類は特記による。
      特記がなければ、手動式とする。
      表16.12.1 軽量シャッターの開閉方式
      表16.12.1 軽量シャッターの開閉方式
    2. (イ) 手動式の場合は、施錠装置付きとする。
    3. (ウ) 手動時にフック棒を必要とする場合は、備え付ける。
  2. (2) 耐風圧強度は、特記による。
  3. (3) 安全装置は、電動式の場合、16.11.2(4)(イ)による。

16.12.3 材料

スラットは次により、材質の種類は特記による。

  1. (ア) JIS G 3312 (塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯) に基づき、めっきの付着量は、特記による。
    特記がなければ、Z06又はF06を満足するものとする。
  2. (イ) JIS G 3322 (塗装溶融 55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯) に基づき、めっきの付着量は、特記による。
    特記がなければ、AZ90を満足するものとする。

16.12.4 形状及び仕上げ

  1. (1) 鋼板の厚さは、表16.12.2による。
    表16.12.2 軽量シャッターに使用する鋼板の厚さ
    表16.12.2 軽量シャッターに使用する鋼板の厚さ
    (注) 強度上必要な場合は、板厚を増す。

  2. (2) スラットの種類はインターロッキング形又はオーバーラッピング形とし、適用は特記による。
  3. (3) ガイドレール及び中柱の溝の深さは40mm以上とし、スラットとガイドレール又は中柱のかみ合わせ長さは、スラットをいずれかに寄せたときでも、他端の有効かみ合わせ長さが 20mm以上(端金物含む)とする。
  4. (4) 塗装は、18章[塗装工事]による。

16.12.5 工法

  1. (1) 加工及び組立は、16.11.5(1)に準ずる。
  2. (2) 取付けは、16.2.5(2)に準ずる。

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このページは、国土交通省のウェブサイトで公開されている公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版をウェブページ化したものです。